食費

3人家族の食費を2万円台に抑える方法|無理なく続く買い物と献立の仕組み

3人家族で1ヶ月食費2万円は可能?

「うちの食費、多い気がする…」

そう思いながらスーパーのレシートや財布の中身を見ても、なにをどう改善すればいいのか分からない。

でも極端な節約をするのは正直きついし、家族にも我慢させたくない——。

そんなふうに悩んでいる3人家族の家庭は、実はとても多いです。

食費が高くなる原因は “食材の値上げ” や “外食の回数” だけではありません。

多くの家庭では、

  • 買い物の回数が多い
  • 毎日献立を考える
  • ついで買いが積み重なる

といった回数の多さが、じわじわ家計を圧迫しています。

実は、食費を2万円台におさえている家庭の多くは、「我慢」や「根性」で乗り切っているわけではありません。

仕組みで勝手にムダが消える方法を使っています。

この記事では、

こんな方におすすめ

  • 3人家族で食費2万円台は現実的か?(平均・相場の目安)
  • 2万円台の家庭に共通する「やらないこと」
  • 無理なく続く『買い物・献立の型』の作り方
  • 実際の1週間の食材例と3,000円台の買い物モデル

をまとめて解説していきます。

今日からすぐに取り入れられる「買い物リスト」も記載しているので「月2万円の食費」をイメージしながら読んでみてください!

3人家族で食費2万円台は現実的?平均・相場から考える

総務省が出してる家計調査によると3人家族の1ヶ月にかかる平均食費は「87,876円」です。

世帯主の年齢食費の平均金額(月額)
20代約70,000円〜80,000円
30〜34歳約80,000円前後
35〜39歳約80,716円
40〜44歳約86,361円
45〜49歳約88,924円
50〜54歳約88,699円
55〜59歳約85,738円

また、子供の成長とともに世帯全体の年齢が上がるにつれて平均食費額も増える傾向があります。子供の食べる量が増えるのが影響しているのでしょう。

1ヶ月あたり2万円の食費が平均的かどうかはこれらのデータだけではなく、手取り割合からも考えるべきです。

月の収入が20万円の世帯と40万円の世帯では食費にかけられる金額に違いがあるのは当然。手取りに対して食費の割合を何%にするか迷っちゃいますよね。

多くのファイナンシャルプランナーが推奨している「収入の食費に対する割合」は15%〜25%です。

つまり手取り20万円であれば3万円、40万円であれば6万円が下限となります。がしかし10%と言ってる専門家もいるので一概には言えません。

その場合は20万円の手取りで2万円、40万円であれば4万円となります。そう考えると月2万円の食費は決して無理難題の額ではないことが分かるでしょう。

もちろん満足に食べさせてあげられない場合や栄養が極端に少なくなるのであれば無茶な節約なので辞めましょう。

2万円台で暮らす3人家族に共通する「やらないこと」

2万円台で暮らす3人家族に共通する「やらないこと」

毎月の食費を2万円でやりくりしてる3人家族の家計で共通していることを取り入れてみましょう。

すべてを真似するのは最初から難しいと感じる方もいるかもしれませんが出来る箇所からやってみることで予算内にやりくりできるようになるでしょう。

2万円台で暮らす3人家族に共通する「やらないこと」その1:買わないこと

  • 外食やデリバリーの利用
  • コンビニの利用
  • 嗜好品や贅沢品の購入
  • 加工食品や冷凍食品の購入
  • 衝動買い

2万円台をキープしてる3人家族に共通してることはお買い物ルールを徹底してることです。外食・中食は除外して自炊のみに絞ることが最低限の条件と課していますね。

当たり前ですが外食は高いですからね。コンビニもアイスが200円は当たり前の世の中になっています。

「暑いから1個だけアイス買おっ」の気持ちが予算オーバーに直結します。

2万円台で暮らす3人家族に共通する「やらないこと」その2:行動や習慣に関する共通点

  • 買い物に行く頻度を増やさない
  • 食品ロス(フードロス)を出さない
  • 手間を惜しまない
  • 在庫管理を怠らない
  • 品数の理想を追い求めない
  • 「まっ、いっか」で商品を買わない
  • 世間の平均や流行に流されない

同じ食材でも安い曜日に1週間分購入すれば満足度が得られながらでも2万円以内で食費を抑えることができます。

また、お肉は購入したらすぐにラップなどで小分けにして冷凍すれば無駄なく使い切ることが出来るでしょう。

食費オーバーしないための1番のルールは食材を使い切ることです。

冷蔵庫の中を管理して期限が近づいてる食材や、鮮度が落ちてる野菜から使うことでフードロスが減り、購入した食材を無駄なく使うことが出来ます。

大切なことは買う量を制限すること、買ったら使い切ること。

この2つを守るだけでも大幅に食費を削減することが出来るのでぜひ取り入れてみてください。

食費を2万円台にすることは努力や頑張りも大事ですが、毎週毎月続く考え方や仕組みを作ることが大切ですね。

買い物と献立の回数を減らす仕組み

買い物と献立の回数を減らす仕組み

1ヶ月の食費の上限を決めても予算オーバーしてしまう原因第一位は「頻度の多さ」です。

具体的には

  • 買い物の回数が多い
  • 献立を毎日その日に決めている

この2つに当てはまる場合は改善が必要です。なぜならば食費とは短期的な話ではなく生きてる間ずっとかかり続けるコストだから。

食費を予算内におさめるのは難しくありません。考えるべきことは回数を減らすことだけ。

週1〜2回にまとめるだけで食費が勝手に下がる理由

買い物の回数を減らすだけで無駄な出費が減ります。スーパーマーケットを想像してみてください。

入って野菜コーナー、お肉、鮮魚、惣菜、お菓子、調味料、卵、牛乳、飲料、レジ横のドーナツやグミ…。

1周回るだけでたくさんの誘惑が隠れています。

私はお酒大好きなので缶ビールが見えた瞬間に心が揺れてしまいます。。。

見えてしまうと誘惑に心揺さぶられるのが人間の心理です。

ですが好物が目に見えなかったらどうでしょうか?買えるわけがありません。

だから買い物の回数を減らすだけで出費が減るんですね。

「献立をゼロから考えない」ためのパターン化

毎日夕方になってから「今日の晩ご飯なににしよう?」と決めていてはコストをオーバーする恐れがあります。

なぜならその日に考えるとコストよりも何が食べたいかが優先されるからですね。

ですので献立は当日ではなくて前もって決めるのがおすすめです。

イメージは学校の給食のように1ヶ月の献立を決めることですが労力がかかるので、1週間のローテーションを組むのが現実的です。

無理なく3人家族で節約に取り組みたい場合はこちらの記事、「無理せず食費を節約するルーティン」がおすすめです。

実際の1週間の食費・食材例

実際の1週間の食費・食材例

ここでは3人家族で1ヶ月2万円の食費を目指す場合の1週間分の例をご紹介します。

1ヶ月2万円で1週間4,500円。合計で18,000円。残りの2,000円は調味料などに当てることにします。

食材の構成ポイント

  • かさまし重視
  • 肉は少量
  • 材料を使い回す
  • 外食は0

安い食材中心に肉×野菜×炭水化物で回します。冷凍食品は基本的に割高なので推奨しませんが、冷凍枝豆やコーンは1g1円を下回る場合はおすすめです。

大切なのはレシピを軸にするのではなくて購入する食材を中心に考えること。「今日何が食べたい?」で考え始めると2万円の予算をオーバーするリスクが高まります。

逆に「一玉100円のキャベツを使って何を作ろうか?」で考えると安くて美味しいメニューを作ることができます。

買い物リスト

3人家族で月の食費2万円を達成するための買い物例を紹介します。下のリストは1週間3,185円の購入価格になります。(お米の金額は除く)

1週間3000円前後を守ることで余ったお金を調味料やお米などに回すことができます。
リスト表は左右にスクロールできます

カテゴリ品名単価目安数量金額目安備考
肉類鶏むね肉70円/100g400g280円2食分に小分け冷凍
豚こま切れ肉100円/100g300g300円2食分に小分け冷凍
豚ひき肉90円/100g250g225円麻婆豆腐、つくね用
小計805円
野菜もやし40円4袋160円かさましの主役
キャベツ100円/1玉1/2玉50円半玉売りを狙う
白菜150円/1/41/4個150円鍋物、炒め物
玉ねぎ80円/kg1袋(4個)200円常備野菜
じゃがいも100円/kg1袋(4個)250円常備野菜
にんじん100円/袋1袋(3本)100円常備野菜
えのき/しめじ100円/P2パック200円汁物、炒め物
小計1,110円
大豆製品等豆腐(木綿)40円/丁4丁160円特売品を狙う
納豆80円/P(3個)2パック160円朝食に
250円/P(10個)1パック250円万能食材
小計570円
乾物・主食乾燥わかめ100円/袋1袋100円汁物のかさまし
パスタ150円/袋1袋(1kg)150円予備の主食
食パン(特売)100円/袋1袋100円朝食に
小計350円
調味料等サラダ油200円1本200円
顆粒だし/中華だし150円1袋150円
小計350円
合計約3,185円

これで週に3,000円ほどで抑えることができます。

大人2人こども1人の場合は5kgの米がおおよそ11日もちます。(茶碗一杯大人150g、こども100gで1日3食たべた場合の計算)

米価格の高騰で苦しい家計が多いでしょうが、米はなくてはならない食材です。

3185円×4週間で12,740円。毎月2,000円は調味料代に使う場合は残り5,260円が残ります。

この予算でお米を購入すれば2万円代の食費クリアが現実味を帯びてくるでしょう。

3人家族で月2万円を無理なく続けるポイント

3人家族で月2万円を無理なく続けるポイント

予算を決めて事前に決めた仕組み通りに過ごそうとしても途中で我慢できない場合もあるでしょう。

日によってテンションや仕事での悩み、不安、イライラ、ストレスが溜まってしまうもの。その時に「食費を節約してるから好きなもの食べられない。。。」ってのは辛いですよね。

どうしても食べたくなった日は我慢せずに好きなものを食べたほうが良いです。

100点ではなく「70点」で固定

そのため、例えば月2万円であればきっちり上限ギリギリで計算するのではなく月18,000円でやりくりして2,000円の余白を残すのもあり。

また生活費全般で自由に使える枠としてお金を計上すると、感情が高まったときなどに使えます。保険的な役割のお金を予算として作るイメージですね。

外食は禁止ではなく節度を持てばOKだし、食費は生きてる間ずっと続くので無理しないバランスの取り方が重要です。

まずは続く形を作ってみましょう。

3人家族の食費はいくらにするべきか?

3人家族の食費はいくらにするべきか?

食費を2万円台でおさえるためには、「節約を頑張る」よりも買い物と献立の回数をどう減らすかの仕組み作りがすべてです。

ただ、その前にもう一つだけ大事な視点があります。

それは、「そもそも自分の家の食費は高いのか?」を知ること。

本記事では「2万円台で暮らすためのやり方」や「具体的な1週間の例」を中心にまとめていますが、

実は、その前に食費の基準値を知ることがとても大切です。

  • 平均と比較してどうなのか
  • 手取りに対して何%が適正なのか
  • どこまでが“無理せず続けられるライン”なのか

これがわかっていないと、

「うちは高いから下げないと…」

「でもどこまで下げていいかわからない」

といったモヤモヤがずっと残ります。

そんな食費の全体ラインの考え方を下の記事でわかりやすくまとめています。

3人家族の食費は高い?平均・手取り割合・生活スタイルからわかる「うちの適正食費」完全ガイド

上記記事を先に読んでおくと、

「うちはどれくらいがちょうどいいラインか」

「2万円台を目指すべきか、それとも3〜4万円が適正なのか」

という土台の基準が一瞬でハッキリします。

そのうえで今回の月2万円の食費(やり方・仕組み)記事に戻ると、スッと腑に落ちるし、無理のない節約ラインが見えてくるでしょう。

まずは自分の家の適正ラインを知るところから始めてみましょう!

3人家族の適正食費ガイドはこちら

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